略歴

折笠 兆春(光助)

1940年2月14日 福島県会津若松市に生まれる

1958年 会津工業高校漆工科卒

蒔絵師である父・光民に師事 現在に至る


会津塗りの手法を基に、芸術性の高い乾漆技法「兆春塗り」を生み出した。

日本最大規模の美術公募展「日展」では1981年から計25回入選。

県内の工芸美術分野の振興に努め、後継者育成にも力を尽くしている。


公募展入選、駐日フランス大使への献呈、文化施設・公共施設への寄贈等多数。

展覧会出展歴・受賞歴

◯1981年~ 日展 入選 計25回

 日展(日本美術展覧会 )…1958年から続く日本最最高峰の美術公募展

◯1992年~ 河北工芸展 出品・招待出品 計22回 同展顧問

◯1980年~ 日本新工芸展 出品・入賞 計31回 同展審査員


◯2000年 郡山市文化団体連絡協議会の文化栄誉賞

◯2004年 郡山市社会教育功労賞

◯2005年~ 福島県美術家連盟 副会長

◯2010年 モントリオール日加協会50周年記念展出品

◯2012年 郡山市文化功労賞

◯2014年 郡山市文化団体連絡協議会創立60周年記念特別功労賞

◯2015年 福島県文化スポーツ知事感謝状

◯2016年 郡山市特別表彰

◯2017年 福島県文化功労賞

◯2021年 令和3年文部科学大臣地域文化功労者表彰を受賞


優れた技とともに、地域文化芸術活動の発展への貢献が高く評価されています。

先祖代々漆器制作を行ってきました。工房には100 年以上前から受け継がれる漆器制作の道具が残されています。